【WS-2】イメージングと定量の自動化とその恩恵
株式会社パーキンエルマージャパン
1590年にヤンセン父子によって原型が発明されてから、顕微鏡はライフサイエンスの現場で、微生物から組織切片、細胞、オルガネラにいたる生命活動の詳細な情報と知識を写し出してきました。顕微鏡から産み出されるデータは、その歴史の大部分で、人の目による観察と手の操作によって蓄積されてきました。しかしながら昨今のデジタル革命により、データ取得が大幅に簡略化されるようになり、研究者は暗室で過ごす時間を短縮できるようになっています。さらに、コンピューターの発達により、機械学習などを含め組織や細胞画像の解析能力が飛躍的に高まっており、観察から得られた情報のみならず数値による裏付けがより重要視されるようになりつつあります。
本講演では、顕微鏡を対象にした自動撮像と画像解析を概説し、その中でも特に自動化が進んでいるハイコンテントイメージングを例にあげ、自動化の現在地と、その長所や利点に言及します。
本講演では、顕微鏡を対象にした自動撮像と画像解析を概説し、その中でも特に自動化が進んでいるハイコンテントイメージングを例にあげ、自動化の現在地と、その長所や利点に言及します。