
【O-14】培養ラット胎児におけるメチルグリオキサールの影響
1)神奈川生命科学研究所
2)鎌倉女子大学
3)関西医療研究所
4)ボルチモア大学
2)鎌倉女子大学
3)関西医療研究所
4)ボルチモア大学
【目的】ニュージーランド産の植物マヌカより抽出されたメチルグリオキサール(Methylglyoxal:MGO)の安全性について胎児培養(Whole Embryo Culture:WEC)で検討することを目的とした。【実験・方法】妊娠11日目のラット胎児を体外に取り出し、培養を行った。培養2時間後にMGO(50及び100μg/ml)を培養液中に投与し、培養48時間後の胎児の影響を確認した。【結果】ラット培養胎児の全ての測定項目において、対照群(未処理群、生理食塩水)とMGO(低用量と高用量)において差は認められなかった。また外表形態における異常や奇形等も確認できなかった。【考察】今回の結果より、MGOにおけるラット胎児の影響は認められなかったことから、ヒト胎児においても、安全性は高いと考えられた。今後は、より多角的に検討し、MGOにおける更なる安全性の確認行う予定である。